今泉 宜子先生
昭和45年岩手県生まれ。東京大学教養学部比較文化論学科卒業後、雑誌編集者を経て、國學院大學で神道学を専攻。神職資格を取得。平成12年より明治神宮に奉職。平成19年、ロンドン大学SOASにおいて明治神宮に関する学位論文で博士号(学術)を取得。現在、国際日本文化研究センター客員准教授を兼任。著書に『明治神宮「伝統」を創った大プロジェクト』(新潮社)、『明治日本のナイチンゲールたち 世界を救い続ける赤十字「昭憲皇太后基金」の100年』(扶桑社)等がある。
GUEST
大西 智子先生
日本赤十字社総務企画部参事兼秘書課主査
明治神宮国際神道文化研究所主任研究員
眞壁 仁美先生
赤十字国際委員会(ICRC)駐日事務所広報統括官
昭和45年大阪市生まれ。平成5年日本社会事業大学社会福祉学部卒、同年日本赤十字社に入社。役員秘書として23年間近衞忠煇氏(現国際赤十字・赤新月社連盟会長、日本赤十字社社長)などに仕え、近衞氏の国際赤十字・赤新月社連盟会長選挙活動や、国際会議、様々な災害現場などにも携わる。平成27、28年には、学習院大学経済学部・内山勝久客員教授の災害経済学課程で、赤十字について特別講義を担当。
昭和45年山梨県生まれ。米国ミズーリ州ドゥルーリー大学コミュニケーション学部卒。新聞記者、報道ディレクター、雑誌編集記者を経て、2009年2月ICRC駐日事務所の開設に伴い広報担当官に就任。世界の人道危機とともに、戦いの現場で働く赤十字の姿を伝える。平成24、25年には南スーダンとフィリピン・ミンダナオ島に短期赴任。平成26年、国際機関やNGOに勤務する仲間と『世界の現場で僕たちが学んだ「仕事の基本」』(長嶺義宣・外山聖子編)を共著。
©新潮社写真部
齋藤 洋子先生
学習院女子大学非常勤講師、東京聖徳学園大学兼任教員、東京都公文書館公文書専門員(史料編さん担当)
2002年、学習院女子大学国際文化交流学部卒業。
2008年、早稲田大学社会科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。日本近代史専攻。
早稲田大学大学史資料センター嘱託、早稲田大学社会科学総合学術院助教、独立行政法人国立公文書館 アジア歴史資料センター調査員を経て、現在、学習院女子大学非常勤講師、東京聖徳学園大学兼任教員、東京都公文書館公文書専門員(史料編さん担当)。
編著書・論文等
『副島種臣と明治国家』(慧文社)
『副島種臣』(佐賀城本丸歴史館)
「明治神宮監修『昭憲皇太后実録』全三冊」(『大倉山論集』公益財団法人大倉精神文化研究所)ほか